初心者向け株式投資 入門編⑤PO

公募売出(PO)

POとは

POとは公募売出しのことです。

公募とは、公募増資を示しています。

新株を発行して投資家を募ることです。

新株を発行した分、1株当たりの価値が

希薄化します。

売出しは立会外分売と同じ。

既存の大株主がまとめて売却したい時に

POとして売出します。

立会外分売よりも規模が大きい場合に

POに回ってくることが多いです。

立会外分売とは異なって

証券会社が幹事になります。

主幹事が多数の配分を持っていますので、

当選を狙うには主幹事から申し込みましょう。

PO投資の手順

POを実施予定である旨の

発表が出されます。

初心者は、優良なサイトの利用が

良いでしょう。

お勧めサイトは、

POをひっそりと

情報を素早く知らせてくれます。

公募価格の決定は、

発表日から1~2週間後に、

設定されています。

数日間、決定日はあるのですが、

ほぼ、初日に決まります。

その価格決定日の初日の朝までに

BB(ブックビルディング)する

必要があります。

これも、証券会社によって

異なります。

やはり野村証券は締め切りが

早くなっています。

BB参加の判断

BBに参加するかどうかの判断は、

お勧めサイトが今は休止中ですので、

このブログでも書いては行きますが、

簡単に言ってしまえば以下の通りです。

貸借銘柄で売り禁になっていなければBB参加。

※売り禁とは、新規売り建て禁止のことです。

非貸借銘柄は見送り。

こんな雑な判断でも大丈夫です。

これで、8割程度の勝率になりますので。

お勧め証券会社

IPOと同様に大和証券

断然当選実績があります。

主幹事の時にのみ、ネットで

BB参加できます。

価格決定日の午後3時まで

BB参加できるので、

公募価格が決まる寸前まで

検討できるわけです。

野村証券

主幹事で大型銘柄のみネットで

参加できます。

参加できる機会は少ないですが、

大型銘柄は大体貸借銘柄ですし、

配分される枚数も多いので

少ないチャンスですが、

当選確率や利益が出る確率は高いですね。

SMBC日興証券、みずほ証券

余り当選実績はありません。

SBI証券

主幹事になることは、あまりないですが

結構、当たります。

ネット抽選に多数を振り分けているのだと

思います。

最近、幹事になることが増えてきている

印象です。

株コム証券

三菱モルガン証券が幹事の時に

委託幹事になることがあります。

そこそこ当選実績があります。

マネックス証券

たまに、幹事になります。

当選実績はありませんが、

おそらく全て抽選に回してくれるので

当たる確率は、結構あるものと思っています。

当選したら

当選の発表から

申し込み締め切りまで

あまり時間がありません。

ですので、当選した場合の

メールでのお知らせを設定しておきましょう。

申し込みの時点で、

マーケットが開いている時間がありますでの、

必ず、確認しましょう。

公募価格まで下がっていることも

ありますので、

そこまで下がっていたら、

手数料を考慮して利益が出ないと思います。

ですので、購入申し込みはしないことになります。

公募価格決定日から、

1週間後ぐらいに受け渡し日が

設定される場合が多いです。

この受け渡し日が、

マーケットで売却できる日になります。

それまでは、上がることを祈ることになります。

結論

貸借銘柄は利益が出る確率が高い、と

説明しましたが、

以下の理由です。

価格決定日までに、

信用売りを入れてくる

投資家が多いので

公募価格が低い価格に調整されます。

信用売りを入れている投資家は

いずれその信用売りを清算するので、

買い戻すことになります。

その買い戻しが価格を押し上げるので、

公募価格が決まった後に

株価が上げる可能性が高まります。

初心者の方は、

貸借銘柄で売り禁になっていない案件のみ

参加して経験を積みましょう。

入門編⑥に続きます。

コメント

  1. […] 入門編⑤に続きます。 […]

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